スクリーンタイムを減らすために身の回りに本を散りばめてみた

スマホから離れる生活を意識的にはじめて1年以上が経つけれど、スマホを触らない日はないし、スマホを見たい衝動は常にある。スマホの存在というのは、これから通り過ぎようとするコンビニみたいなもので、理由もなくついつい立ち寄ってしまうものらしい。

ついつい立ち寄って覗いてしまう内容は、人によってはSNSだったり、動画サイトだったり、ショッピングサイトだったり、著名人のブログだったり様々だろう。

僕の場合は、Facebook、X、Instagram、TikTokといったSNSはやっていないし、YouTubeなどで動画を延々と見ることもここ1年でかなり頻度が落ちた。この点に関しては、有森裕子ばりに自分を自分で褒めてあげたい。

じゃあ、何を見ているかというと「ネットニュース」だ。

この「ネットニュースが見たい」という衝動は、「自分にとって興味のある新しい情報を見て、脳内のドーパミンを出したい」ということなのだろうな、と解釈している。

現代人というのは、ドーパミン中毒らしいので、僕の場合のドーパミンを出す最良の方法は、ネットニュースを読み漁ることなのだろうと思う。ニュースサイトは今日も絶妙なタイトルで僕の欲求を満たそうと刺激してくる。特にYahoo!ニュースはかなり手強い。ついつい見てしまう。

こうした衝動を少しでもスマホから逸らすためのささやかな反抗として、本を身の回りに散りばめてみることにした。

リビング、寝室、トイレ、通勤カバンなど、本を各所に散りばめておく。何か見たくてうずうずしたときに、スマホではなく本を開いてみる。開いてからじっくり本を読み始めれば100点だが、ページをペラペラとめくって気になる見出しを眺めているだけでも良い。そうやって少しでもスマホを見たいという衝動を散らしていくのだ。

この戦法をとってから、明らかに本の消費量が増えた。出費は増えたが、多分これは良いことなのだろうと思う。おそらくはネットニュースよりは有益な情報を日々摂取することができるわけで、その蓄積が今後の自分のためになると思うのだ。

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